[ 加工技術 ] 型彫放電加工

型彫放電加工とは

加工する材料を電極の形状に応じて加工する技術です。 一般的に削ることが難しい材料の加工に適しています。 型彫り放電加工は、彫りたい形に加工された電極を対象の材料に近づけて放電させ、1秒間に1000~10万回火花を飛ばすことで、材料を少しずつ溶かし目標とする形に加工していきます。

型彫放電加工

型彫放電加工の特徴

通電性のある素材に対し切削加工では困難な形状を形どることの出来る加工法です。
型彫放電加工

・加工できる材質

・炭素鋼・ステンレス鋼・超硬合金・焼結ダイヤ

・ニッケル合金・各種チタン
・サイズ【参考値】
穴あけ加工  MIN:φ0.05  / 穴深度 0.5以上 ※超硬合金G2相当

・精度【参考値】
加工精度:±0.005

加工できる形状
加工できる形状

加工事例

型彫放電加工

型彫放電加工での細穴加工

加工技術:
φ0.5以下の穴あけ加工
加工形状:
φ0.1×2㎜ 貫通
材  質:
炭素鋼(SKD11/焼入れ焼き戻し/HRC58以上)

φ0.1×2㎜ 貫通